日時:2017年8月5日(土)10:30~17:00
場所:広島中央サイエンスパーク イノベーションプラザ セミナー室
主催:アジア拠点広島コンソーシアム
参加者数:約50名
平成29年度アジア拠点広島コンソーシアムによるGSC構想事業の一環として、ステップステージ第二回分野合同科学セミナーを開催しました。
分野合同科学セミナーでは、セミナー内のプログラムを通じて、受講生の皆さんに①課題研究の成果を論理的に述べる能力、②異分野の考え方や主張を理解する能力、③考えを英語でまとめ、他者へ英語で伝える能力の育成を目的に実施しています。
GSC広島のプログラムでは、受講生が「分野を融合した学習の必要性」や、「将来国際的に活躍すること」を強くイメージしてもらうことをテーマとしてセミナーを提供しています。その一環として、地元の企業様にもセミナーを提供頂いています。ご協力頂いたのは昨年度に引き続き、重機メーカーのコベルコ建機株式会社様。セミナーでは、普段知りえないショベルの仕組みや、重機の安定度・掘削力の計算(グループワーク)を教わり、その後本物の重機(20tクラス!)を実際に稼働し、すぐ目の前でその様子を見学できるなど貴重な経験でした。
コベルコ建機の皆さんからは、学校での勉強は役に立つこと、一つのことにとらわれず柔軟な発想をすること、英語は必ず必要となることなど、セミナーの中で織り交ぜながら受講生にメッセージを送って頂きました。
受講生からは、「学校で習っている力のモメント、パスカル、三角比などたくさん使われていた」と驚きの声もありました。写真は、広島大学とコベルコ建機さんとの共同研究講座で利用されている油圧ショベル「SK200」の前で、コベルコ建機さんから生徒一人一人が頂いたKOBELCOキャップをかぶって記念撮影したものです。
当日のその他のプログラム
●留学生とランチ!英語サロン
このセミナーは、コベルコ建機株式会社様とマイクロン・テクノロジー財団様のご協力をいただいています。